2011-01-01から1年間の記事一覧

ロキシー・ミュージック

とりあえず全然関係ない話を。 先日このブログがどんなワードで検索されているのか、興味があってちょっと調べてみたんですけど、「星屑のイノセンス」「エロ」という検索が非常に多く、正直当惑しました。 何でだろう、と思ってちょっと調べてみると、結構…

ロキシー・ミュージック

前回の続きになります。 ブライアン・イーノを解雇したロキシー・ミュージックは、後任にカーヴド・エアに在籍していたキーボード&バイオリン・プレイヤーの美青年、エディ・ジョブソンを加えて再始動しました。 音楽的にはイーノがいなくなって、ブライアン…

ロキシー・ミュージック

前回取り上げたブライアン・イーノが、最初に在籍していたバンドがロキシー・ミュージックです。 T.レックスやデヴィッド・ボウイと並ぶ、グラムロックの代表格ですから、名前くらいは知っている方が多いのではないでしょうか。 ロキシー・ミュージックは70…

ブライアン・イーノ

仕事柄年末は非常に忙しいので、更新ペースがどんどん下がっています。 多分今月後半はさらにペースが下がって、週一度くらいの更新になってしまうかと思いますが、ご了承下さい。 とりあえず今回はブライアン・イーノについて書きます。かなり有名な人なの…

モーターズ

パワーポップと言えば、マイナーですがこのバンドも忘れがたい味がありました。というわけで今回はモーターズです。 モーターズはもともとダックス・デラックスという、パブ・ロック界ではちょっと名の知られたバンドにいたニック・ガーヴェイとアンディ・マ…

スクィーズ

70年代後半の英国のバンドで、「パワーポップ」という呼び方が一番似合っていたのがXTCとスクィーズでしょう。というわけで今回はそのスクィーズです。 彼らは74年にロンドンで、グレン・ティルブルックとクリス・ディフォードのソングライター・コンビを中…

エアロスミス

エアロスミスが来日してて、東京ドームを含む全国をツアーしているらしいですね。だからちょっと書いてみます。 考えてみたら最近はゴスを中心に英国のマイナーなバンドばかり取り上げてて、アメリカのバンドを書くこと自体2ヶ月ぶり、メインストリームのバ…

シスターズ・オブ・マーシー

またまたまた前回の続きです。このままではゴス・ブログになってしまいますので、今回でやめるつもりですけど。 前回のミッションの中心人物ウェイン・ハッセイが、それ以前に在籍していたバンドが今回紹介する「ゴスの帝王」シスターズ・オブ・マーシーです…

ミッション

またまた前回の続きで申し訳ない。今回は初期のオール・アバウト・イヴと活動を共にすることも多かったミッションです。 ミッションは元デッド・オア・アライブのメンバーで、シスターズ・オブ・マーシーを脱退したばかりのウェイン・ハッセイとグレッグ・ア…

オール・アバウト・イヴ

前回の続きです。と書くと「またか」と思われる方もおられるでしょうが、こういう連想ゲーム的な展開でネタ探しをすることが多いブログなので、どうかご容赦ください。 ジーン・ラヴズ・ジザベルの初期には、ジュリアンヌ・リーガンという女性ベーシストが在…

ジーン・ラヴズ・ジザベル

仕事中になんとなく思い出したんで、今回はジーン・ラヴズ・ジザベルです。 彼らはジェイ(ギター、ヴォーカル)とマイケル(ヴォーカル)の双子のアストン兄弟を中心として、81年に結成されました。主にインディーで活動していましたが、英国でのゴスの隆盛…

ディジー・ミズ・リジー

90年代初頭にグランジやオルタナが勃興すると、それまで人気のあった正統派のハードロックやヘヴィメタルは、一部の例外を除いては時代遅れの音楽として揶揄されるような存在になりました。 70年代後半のパンクムーブメントの頃も、一時的にそういう状況にな…

コミュナーズ

前回の続きです。 ブロンスキ・ビートを脱退したジミー・ソマーヴィルは、シングル『It Ain't Necessarily So』にゲスト参加していたピアニストのリチャード・コールとともに、コミュナーズというポップ・デュオを結成しています。 ジミーのハイトーン・ヴォ…

ブロンスキ・ビート

突然思い出したので、今回はブロンスキ・ビートです。こういう発作的な理由で書き始めることが多いようにも思えますが、気にしないで下さい。 ブロンスキ・ピートは80年代前半、ジミー・ソマーヴィル、スティーブ・ブロンスキ、ラリー・スタインバチェックの…

タコ

今回はちょっとキワモノ系です。キワモノの割合が結構高いんじゃない?という声もあるとは思いますが気にしません。 これはでも日本でも売れたんで、知っている人もいるんじゃないかと思います。タコです。タコと言っても山崎春美とは一切関係ありません。そ…

フラッシュ&ザ・パン

今回はちょっとニューウェーブに戻って、日本ではマイナーなフラッシュ&ザ・パンをいきます。 フィータス、ニック・ケイブに続いてまたまたオーストラリアのミュージシャンなんですが、偶然です、多分。 英国でニューウェーブが勃興してから、各国でその影響…

ニック・ケイブ

前回ちょっと名前を出したので、今回はニック・ケイブです。 フィータスからニック・ケイブとか、どんどんアングラな方向に向かっている気がしますけど、そのうち元に戻ると思うんで気にしないことにします。 この人もフィータスと同じくオーストラリア出身…

フィータス

今回はフィータスです。80年代に突如現れた、ノイズ・インダストリアルの先駆者と言うべき人物ですね。 彼は作品ごとに名義を変える(前にもそんな人について書いた記憶があるけど)ので有名な人で、様々な名前を持っているんですが、いちいちそれに従ってい…

ドクター&ザ・メディクス

今回はドクター&ザ・メディクスです。 と名前を出しても知らない人のほうが多いでしょうね。この人たちはまごうことなき一発屋ですから。 彼らは82年に英国ロンドンで、有名DJのドクター(本名はクライブ・ジャクスン)を中心に結成され、のちに女性2人を含…

モノクローム・セット

前回の続きです。2回連続で同じバンドについて書くというのは初めてですが、それくらいの思い入れはありますので。 2ndアルバム発売後、モノクローム・セットは急速にモンド感を薄め、ストレートな音作りを目指す路線に転じていきました。 それはこれまでの…

モノクローム・セット

一昨日名前を出したので、今回は「ネオアコ界の裏番長」ことモノクローム・セットをいきます。 ネオアコというくくりでありますが、本来このバンドは一風変わったエキゾチック感や人を食ったようなユーモア・センス、ホットロッド仕込みの奇天烈ギターを生か…

スピッツエナジー

ここのところマイナーなバンドのことばかり書いていた記憶があるんですが、今日はさらにマイナーなスピッツエナジーです。 このバンドはヴォーカルのスピッツを中心に英国バーミンガムで結成された、典型的な泡沫ニューウェーブバンドです。特にヒットとかは…

再開

とりあえず昨日帰国致しました。 正直まだ時差ボケがひどくて、半分寝ているようなひどい状態ではあるんですが、ぼちぼちこちらのブログのほうも再開させようと考えております。 種々の事情がありまして、これまでのように毎日更新とまではいかないと思いま…

お知らせ

私事ですが、明日から渡航するため、2、3週間ほど更新をお休みします。 向こうからでも更新は可能なんですが、時間が取れるかどうかがはっきりしないので、だったら思い切ってお休みにしちゃったほうがいいかな、と思いまして。 帰ってきたらまたすぐ再開し…

ドゥルッティ・コラム

昨日コメントを頂いて思い出し、久々に聴いてみました。というわけで、今回はドゥルッティ・コラムです。 ドゥルッティ・コラムというのはヴィニ・ライリーのソロ・プロジェクトです。彼はもともとパンク・ムーブメントに触発されてバンドを組んでいましたが…

デッド・カン・ダンス

今日はちょっとマイナーに、デッド・カン・ダンスをいきます。 彼らはブレンダン・ペリーとリサ・ジェラルドのコンビとして、81年にオーストラリアで結成されました。 その後ロンドンに渡り、コクトー・ツインズやバウハウス、ピクシーズ、ステレオラブなど…

オインゴ・ボインゴ

ティム・バートン監督の映画を見ると、必ずと言っていいほどクレジットされているのが、音楽担当のダニー・エルフマンという名前です。 彼はバートン映画の常連で、『ピーウィーの大冒険』以降、『エド・ウッド』と『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔…

ヴェイパーズ

あまりハードロックのことばかり書いていると、ハードロックブログと勘違いされそうなので、ここらで軌道修正します。 今回は個人的に最も好きだった、80年代初期のニューウェーブです。その中でも今は日本ではもう忘れられていると思う、ヴェイパーズを取り…

シン・リジィ

今回もハードロックで申し訳ないです。シン・リジィです。このバンドはすごく好きだったので、どうしても書きたくて。 シン・リジィは解散後30年近く経つ現在でも、「アイルランドの英雄」として讃えられるバンドで、そのケルト・ミュージックを取り入れた哀…

ホワイトスネイク

最近ハードロックやメタルに凝っているのは前に書いたとおりですが。 で、昨日レインボーを出してきたので、今日はホワイトスネイクをいきます。 ホワイトスネイクは、元ディープ・パープルのヴォーカリストだったデヴィッド・カヴァーディルが結成したハー…