2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

テレヴィジョン

昨日名前を出したので、今回はテレヴィジョンです。 彼らはニューヨーク・パンクの中でも、独自の光彩を放っていたバンドです。活動期間は短く、また商業的にも成功したとは言えませんが、文学的な色彩の濃い歌詞や、異様なテンションの演奏などは、今日にお…

パティ・スミス

突然ニューヨーク・パンクのことについて思い出して、発作的に聴いているのですが。 特に懐かしく思ったのがパティ・スミスですね。ポエトリー・リーディングみたいな曲が多い印象があるせいか、普段あまり聴かないのでなおさらでした。 パティ・スミスはミ…

プライマル・スクリーム

今回はプライマル・スクリームです。 彼らの『Rocks』という曲を聴くと、僕はすごく盛り上がってしまうのですよ。 プライマル・スクリームは本来アシッド・ハウス・ムーブメント全盛のクラブシーンから飛び出してきたバンドで、実際ダンスミュージック系のア…

クイーン

NHKを観ていたら番宣でクイーンが出ていて、懐かしい気分になりました。 中学のとき好きだった女の子がクイーン大好きで、僕は彼女と話す話題欲しさに聴き始めたんですけど、いつの間にかすっかりその女の子そっちのけで聴きあさるようになったんでしたっけ…

ゾディアック・マインドワープ&ザ・ラブ・リアクション

たまたまつべでPVを観たんで書いてみますが、知ってる人はあんまりいないだろうなあ。というわけで、今回はゾディアック・マインドワープ&ザ・ラブ・リアクションです。 仰々しい名前のヴォーカリスト、ゾディアック・マインドワープをリーダーとしたバッド…

ヘルメット

今日はちょっとうるさいです。ヘルメットです。 ヘルメットは日本での知名度こそそれほどではありませんが、連綿と連なるラウド・ミュージックの系譜の中で、シーンに大きな影響を与えたバンドです。 特にコーンやリンプ・ビズキットなどは、ヘルメットの影…

クラウス・ノミ

今回はオペラとロックの融合を試みた異形のカウンターテナー、クラウス・ノミです。 彼はドイツ出身で、本名はクラウス・シュペルバー。マリア・カラスに憧れてソプラノ歌手を志し、ベルリンの音楽学校を卒業します。 その後ニューヨークに渡ってホテルでパ…

ジグ・ジグ・スパトニック

今回はジグ・ジグ・スパトニックなんですが、これもどっちかと言うと一発屋の範疇に入るのかな。 まあよくわからないんで、とりあえず適当に書いちゃいます。 ジグ・ジグ・スパトニックは元チェルシー、ジェネレーションXのベーシストだったトニー・ジェイム…

M

一発屋に拘っていたら、あっという間にこのブログ全体に企画もの臭が漂ってきたんですが。 とりあえず今回は「真の一発屋」「一発屋の中の一発屋」を紹介しましょう。それがMです。 70年代末からのテクノブームは、胡散臭い素人ミュージシャンを数多く生み出…

ポール・ハードキャッスル

これも一発屋ですね。ポール・ハードキャッスルです。 85年にリリースされたシングル『19』が、英国で1位を獲得するなど、世界的にヒットしました。 なお曲名の『19』とは、アメリカのベトナム戦争従軍兵の平均年齢が19歳だったことを表しているそうです。 P…

ブルース・スプリングスティーン

ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのサックス奏者、クラレンス・クレモンズが急逝したそうです。 クラレンス・クレモンズ逝去 | BARKS 今回は追悼の意を込めて、この動画を貼ります。 Bruce Springsteen - Born To Run スプリングスティ…

G.I オレンジ

今日は出かけなくてはいけないんで、ありえないくらいに早い時間に更新していますが。 今回はかなり一発屋度数は高いと思います。洋楽アイドル、G.I オレンジです。 彼らはカール、マイク、サイモンのウィットワース3兄弟を中心とした4人組で、完全に日本市…

ザ・ナック

ここ2日間くらい再び精神の具合が悪くなって、仕事を休んで医者通いしていたんですが。 今日はだいぶ調子が良くなってきました。来週からは仕事にも行けそうです。日曜日の握手会はどうかな。体調と相談して判断します。 そんなわけで臥せっているときに、た…

ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ

今回はアメリカの2人組ユニット、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツを紹介します。 僕がこのユニットに惹かれたのは、とにかくそのユニークな名前なのですが、いざ聴いてみたら音もユニークでした。 彼らはニューヨークで結成され、ひねりの効いた個性的でポ…

デヴィッド・ボウイ

一昨日も書きましたが、僕は元鍵盤奏者の端くれなので、ピアノやオルガンの目立つ音が好きなんですよ。 その中でも特に好きなピアノソロが入っているのが、デヴィッド・ボウイの『Aladdin Sane』という曲です。 この曲は73年にリリースされた6thアルバムのタ…

スマッシング・パンプキンズ

今日はたまたま通勤中に聴いた、スマッシング・パンプキンズです。 略称の「スマパン」で、日本でも有名なバンドですね。 初期はヘヴィでノイジーな音でしたが、キャリアを重ねるにつれチェロやバイオリンを使用した曲や、クリーントーンで歌い上げる曲で数…

ベン・フォールズ・ファイブ

ちょっと時間がないので短めに。 僕も一応元鍵盤奏者の端くれ(今は弾けない)なので、ピアノやオルガンの目立つバンドは好きです。というわけで今回はベン・フォールズ・ファイブです。 ベン・フォールズ・ファイブは94年にノースカロライナ州で結成された…

ラムシュタイン

今回はドイツのラムシュタインです。ドイツ語の響きのせいか、『タモリ倶楽部』の空耳アワーにもよく使われるので、聴いたことがある人は多いかもしれません。 僕の場合は2001年くらいにライヴに行って、すごく楽しかった思い出があるんですよね。いい見世物…

ジェリーフィッシュ

今日は90年にデビューしわずか3年あまりで解散してしまった、サンフランシスコ発の伝説のパワーポップ・バンド、ジェリーフィッシュです。 彼らは3年間の活動でわずか2枚のアルバムを発表しただけですが、オールド・ミュージックに対する純粋無垢なリスペク…

バッド・レリジョン

やっぱりパンクで育った僕なので、今日はメロディック・パンクのバッド・レリジョンを。 バッド・レリジョンはアメリカ西海岸パンク・ロックの大御所です。影響力は実に凄まじく、多くのフォロワーを生み出しています。 音自体はストレートかつポップで、小…

ロバート・ワイアット

今回は車椅子のシンガー、ロバート・ワイアットです。 この人はもともとプログレ・バンドのソフト・マシーンで名手と謳われたドラマーだったのですが、とにかく大酒飲みで周囲を手こずらせていました。 そして結局パーティの席上で、テキーラとウィスキーを…

レニングラード・カウボーイズ

『ジンギスカン』という大変有名な曲があります。 79年に西ドイツのジンギスカンというグループが歌って、ヨーロッパや日本で大ヒットした曲で、最近でも日本のアイドルグループのBerryz工房がカバーしていたりします。 しかしこの曲のカバーなら、こいつら…

ランシド

突然スカコアを聴き出しました。ランシドです。 このバンドも有名ですから、今さら説明は要しないと思いますが。 Rancid - The Harder They Come 97年6月にニューヨークで開催された、チベタン・フリーダム・コンサートの映像です。 ジミー・クリフのカバー…

SPK

今となってはあまり知っている人もいないかとは思いますが、オーストラリアにSPKというユニットがありました。 シドニーの精神病院に勤務していた看護人のグレアム・レベルと、彼の患者であったニール・ヒルで結成されたという恐ろしいユニットで、インダス…

グラハム・パーカー

またまたパブ・ロックで申し訳ない。今回はグラハム・パーカーです。 彼はR&Bテイストの入ったヴォーカルとパンク特有の疾走感を融合させた、扇動的なライヴ・パフォーマーとして人気の高いヴォーカリストでした。 男気溢れる情熱的なヴォーカルと、労働者階…

ドクター・フィールグッド

またまたパブ・ロックで恐縮ですが、今回はドクター・フィールグッドです。 ドクター・フィールグッドは70年代初頭からパブ・ロックシーンを牽引し、後のパンク・ロックムーブメントの火付け役ともなったバンドです。 僕は高校生の頃、渋谷陽一のFM番組でゲ…

ロックパイル

昨日紹介したニック・ロウが、デイヴ・エドモンズらと組んだのがロックパイルです。 Rockpile - Teacher Teacher 80年にシングルカットされ、全米で51位を記録した曲です。 これもブリンズリー・シュウォーツに近い感じで、ゆったりとレイドバックしています…

ニック・ロウ

今日は仕事で疲れているので簡単に。 昨日触れたニック・ロウは、ソロでも1曲だけヒットを出しています。 それがこれ。 Nick Lowe - Cruel To Be Kind 79年にリリースされて全米・全英で12位を記録したシングル。邦題は『恋するふたり』。 決して派手じゃな…

ブリンズリー・シュウォーツ

いきなりですがパブ・ロックを紹介します。 テクノポップ→スラッシュメタル→パブ・ロックとか、我ながら狂った展開だと思いますが、本当にいつも単なる気まぐれでネタを選んでいるんですみません。 というわけで、今回はパブ・ロックの古豪ブリンズリー・シ…

メガデス

エレ・ポップ的な音が続いたので、今回はメタルで行こうと思っています。 こういう分裂症的で支離滅裂な更新をしていると、読んでいる人が混乱する(読者がいるのかどうか不明ですが)んでしょうけどね。 本当ならジャンルを絞ったりするのがいいんだと思う…