オアシス

春になると何となくオアシスが聴きたくなります。僕だけかな。
僕は特に春先になると、神経の具合が悪くて寝込むことが多いのですが、そういうときにオアシスのバラード系の曲を聴くと、すごく気が楽になるんですよね、


Oasis - Wonderwall


全世界で2300万枚を売ったアルバム『(What's the Story) Morning Glory?』からのシングルで、英国で2位、ビルボードでも8位を記録しています。
ノエル・ギャラガーが当時の恋人メグに向けた一曲ということですが、そのときの心情が何となく想像できる名バラードですね。
別にこの曲に限ったことじゃありませんが、とにかくリアムの声はいいですねえ。「ジョニー・ロットンジョン・レノンを足して割った声」と評されたこともありましたが、よくわかります。
個人的にはこの曲はメランコリックで、淡々としながらも美しいと思っているのですけど、好きになるまでは結構時間がかかったような記憶がありますね。
その分この曲の魅力に気づいてからは、常軌を逸するくらい大好きになったのですが。
アコースティックで湿り気のたっぷりあるサウンドは、まさに英国伝統のものです。
しかしギャラガー兄弟はあんなに性格が悪いのに、どうして生み出す曲は名曲ばかりなんだろうなあ。
やっぱり何か欠けているものがあるからこそ天才、ということなんでしょうか。


結局オアシスは兄弟喧嘩で活動を停止してしまったんですが、ノエル・ギャラガー以外のメンバーはビーディ・アイなるバンドを結成しているそうです。
実はまだどんな音か聴いていないんですけどね。一応アルバム通して聴いてみたいんですけど、今はお金がないんでレンタル待ちです(苦笑)