相対性理論

昔からバンド名だけは知ってて興味はあったんですが、この歳になると新しい音楽を聴くのもなかなか億劫なものでして。
というわけでずっと放置してましたけど、突然思い立って遅ればせながら聴いてみましたよ、相対性理論


相対性理論 - LOVEずっきゅん


最初はなんだこりゃ、と思ったんですが、何故か耳から離れなくて、何度も何度も聴いちゃってます。
人によって好き嫌いの分かれる音かとは思いますが、個人的にはすごい中毒性があるみたいで、すっかり癖になってます。
どこか懐かしいメロディーと一風変わった歌詞、小島麻由美を思いっきり不安定にしたような浮遊感のあるヴォーカル、ザ・スミスジョニー・マーの影響を受けてそうなギター、実はメチャメチャかっこいいベース、何気に個性的な叩き方のドラムスと、いろんなところが気に入りました。
椎名林檎に似ている的な評もあるみたいですけど、彼女みたいに才能剥き出しな感じじゃなく、もうちょっと「能ある鷹は」的な感じがするのが逆に好感が持てます。
あとジッタリン・ジンに近いところもあるかもしれません。あくまでもポップにロックしてるところとか。


調べてみるとムーンライダーズヒカシューあぶらだこ灰野敬二あたりとも共演しているんですね。
そのあたりにバックグラウンドの奥深さも感じさせてくれて、さらに興味が湧いてきたんですが。
もう若くないんで新しい音に食指が伸びることはなかなかないんですが、たまにはちょっといろいろアンテナを伸ばしてみるのもいいものかな、と思いましたです。