ホワイト・ゾンビ

昨晩通勤中に聴いて思い出しました。
イロモノ系インダストリアル・メタルのホワイト・ゾンビです。
バンド名をベラ・ルゴシ主演のゾンビ・ホラー映画『恐怖城(原題はWhite Zombie)』から取っているあたり、僕的にはすごく好感が持てるのですが。


White Zombie - More Human Than Human


95年にリリースされたアルバム『Astro Creep: 2000』に収録された代表曲。全英で51位、ビルボードオルタナチャートでは7位を記録しています。
上っ面はダークでモダンなヘヴィロックなんですけど、妙にキャッチーでポップなところがあって、そこが面白い曲です。
とにかくギターの音がカッコいいですね。いかがわしさ満点なロブ・ゾンビのヴォーカルもなかなか味があると思いますし。
ベースのショーン・イスールトも映ってますね。やっぱ女性ベーシストは絵になる。


ホワイト・ゾンビは98年に解散。ロブはソロで音楽活動を続けるほか、そのキャラクターを生かしてテレビ番組のホストなどでも活躍しています。
また映画監督にも挑戦し、『マーダー・ライド・ショー』『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』『ハロウィン』(ジョン・カーペンターのリメイク)といったバイオレンス・ホラーを世に出しています。
個人的にはデビルズ・リジェクトはすごい傑作だと思いますね。まあ僕はB級ホラー大好き人間なので、そう思っただけかもしれませんが。
まあそれらの評価はさておき、こういうわけで個人的にロブ・ゾンビは、音楽の人というよりは映画の人として捉えております。