R.E.M.

今日はいろいろあって時間がないのですが、こういうときに限ってR.E.M.の解散というビッグ・ニュースが入ってきたりするわけで。


R.E.M.解散|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)


R.E.M.は米国ジョージア州アセンスで結成されたギターバンドです。
マイケル・スタイプの個性的なヴォーカルを軸として、太く引き締まったリズム隊に軽やかな12弦ギターを加えたサウンドは、オールド・ファンからポスト・パンクの学生層まで幅広い聴衆を魅了してきました。
「我々と一緒に成長するバンド」としてカリスマ的な人気を誇る、アメリカン・ロックの至宝です。パール・ジャムやラッシュと同様に、アメリカでは爆発的な人気なのに日本では今ひとつではありましたけど。


R.E.M. - Radio Free Europe


83年リリースの1stアルバム『Murmur』からのシングル。
シンプルかつメロディアスで、歯切れの良いビートとピーター・バックのギターが気持ちいい一曲です。
実は僕が初めて聴いた彼らの曲なんですが、ヴォーカルがもごもご歌っていて歌詞がなかなか聞き取れず、何だこりゃと思ったのを覚えていますね。


R.E.M. - Orange Crush


88年にリリースされた6thアルバム『Green』からのシングル。
シャープなギターと、ベトナム戦争で米軍が使用した枯葉剤について歌った硬派な歌詞が光る、彼らの代表曲です。
ライブでも重要なレパートリーになっていて、拡声器を使ったマイケルのパフォーマンスが御馴染みです。


R.E.M. - Losing My Religion


91年リリースの7thアルバム『Out Of Time』からのシングル。全米4位まで上昇し、この曲でグラミーの最優秀ポップグループ賞を獲得しています。
これはピーター・バックの弾くマンドリンがとにかく印象的ですね。あとは喪失感にも似た不思議な雰囲気に惹かれます。


R.E.M. - Nightswimming


92年リリースの8thアルバム『Automatic For The People』からのシングル。
ジョン・ポール・ジョーンズが手がけたストリングスが、夜に月が川面に映って光の道を作るようなイメージを想起させる、ただただ美しい一曲です。


正直な話、僕はドラムスのビル・ベリーが脱退したくらいから聴かなくなっていましたし、最近はセールスも低迷していたと聞きますが、それでもやはり残念ですね。
まあ解散が決まってしまったのなら、何を言っても仕方ないですけど。とりあえず31年間お疲れさまでした。