スティクス

昨日握手会や飲み会に行っていたせいで、時間が全然ないので短くいきます。


今回はスティクスです。最近超久々に聴いて、やっぱりいいなと思ったんですけど。
日本ではともすれば、晩年の『ミスター・ロボット』のイメージで語られがちですが、本来は哀愁あるメロディーとスケールの大きな演奏が売りのバンドです。


Styx - Boat On The River


これは79年にリリースされた9thアルバム『Cornerstone』に収録されていた曲。
民謡調、舞曲風の哀愁漂う旋律と、アコーディオンマンドリンの音色が印象的なアコギ・バラードで、遠くを見つめてしまうような郷愁に浸ってしまう曲です。
たぶんアメリカではシングルカットもされてないと思いますが、日本では当時全米No.1を獲得した『Babe』より評判がよく、わざわざシングルになるほど人気の高い曲でした。


スティクスは84年に解散後、何度か再結成していますが、中心メンバーであるデニス・デヤングとトミー・ショウの仲が非常に悪く、片方がバンドにいるときはもう片方がいないなど、常に確執を繰り返していました。
今はトミー中心に活動しているようですが、デニスが自分なしでのバンド続行は無効であると訴訟を起こすなど、まだまだ亀裂は深いようです。